Cerner社 AWSを活用した医療AIシステムの本格強化へ

Cerner社は北米において、Epic社と双璧をなす病院情報システムのトップベンダー。
クラウドへの取組みも非常に早く、オープンな公衆衛生プラットフォームとして、数十ペタバイトのデータ分析を機械学習のサービスを使って行っています。

今回活用される技術の一つ「Amazon Transcribe Medical」は先日ラスベガスで行われた ”re:Invent”で発表されたサービスで、ヘルスケアに特化した音声書き下し技術です。医師と患者との会話やオペ室でのやり取りなど、医療用語を含めた会話をテキスト化します。

以前「医師の働き方改革」に関連してお会いした、ある大学病院の救急を担当する医師から「人を一人救う度に5～6枚の書類を書かなくてはいけない。この負担がデカすぎる」と言われたことがありますが、これらの負担を大幅に軽減出来る可能性があります。