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2019年は台風が猛威をふるい、武蔵小杉の浸水など映像的にもショッキングな被害が起こった年でした。
当然昔から気にしないで買う人がいないわけではなかったと思いますが、ハザードマップを自分でチェックし、リスクを捉える人が増えているように感じます。
今後、住宅購入における災害意識はより高まっていくでしょう。災害に強い家・マンションの人気は高まっていき、浸水リスクが少ない高台立地の価値も高まりそうです。
原稿の内容に、いくつかコメントをしておきます。

□避難がすべてではない 
 昨年の台風19号の死者のうち、4割超が自宅で死亡した一方で、3割は車での移動中に亡くなっています。車は少しの浸水で流されたり、ドアが開かなくなります。特に夜間の移動だと水の流れに気づきにくくなります。自宅が2階建て以上ならば、上の階で待機した方が安全な場合があります。

□避難場所と避難所の違い
 緊急時にまず逃れる場所は避難場所。その後、寝泊まりして数日以上過ごす場所が避難所です。東日本大震災では、指定避難所に避難したにも関わらず津波にのまれ亡くなった方が多くいます。また急な災害の場合、避難所は鍵がついていて空いていないことがあります。まずは「避難場所」。行政が避難所を開設したと報じている場合は「避難所」へ逃れるようにして下さい。
 さらに言えば、首都直下の場合、あきらかに避難所が不足します。避難所以外でも周辺の方と滞在する場所がないかを検討しておく必要もあります。

□一人で行動することもある
 東日本大震災では、携帯などが不通となり、家族を心配して自宅へ戻ったところで津波に呑まれた方が多くいます。「津波てんでんこ」とは、「津波が来たら、肉親にも構わずに、各自てんでんばらばらに一人で逃げろ」という、東北に伝わる津波への教訓を示す言葉です。都市の水害でも当てはまります。家族と事前に避難について話し合うことは必要ですが、いざ発生した時は、家族を信じて自ら一人で避難することも必要な場合があります。

 災害が難しいのは、災害のタイプ、規模、発生した場所や日時によって、取るべき行動が真逆の場合があることです。しかも、その行動が生死を分けてしまいます。また、正常性バイアスから、災害直後に判断ミスを人は犯しがちです。2020年、引き続き災害対応の感度を高め続けて頂ければと思います。
大型台風や集中豪雨などは、日常的に襲来するということを前提に、備えが必要ですね。そう痛感させられるレポートです。

シミュレーションは頭でするのではなく、実際に行動してみることが大切。それを書き留める。そうすれば安心です。
ここ数年、関東に限らず日本全体で明らかに台風による甚大な被害が増えている。政府や自治体はもちろんだが、各個人がこれまでの前提を考え直して、備える必要がある。
19年の台風は事前に凄さがわかっていたので、僕周囲では大きな被害はなかった。ただ記憶に残っているのはホームレスの公的避難所での受け入れ拒否。不衛生とか危険とか言う人がいたが、そんなに嫌ならあんたらが有料のホテルにでも避難してろ、と言いたい
この連載について
政治や国際情勢、金融といった専門性の高い分野は、どうにもとっつきにくいものだ。しかしこうした難解な分野を理解することは、きっとビジネスに有利に働くだろう。有識者の解説で、年末年始に教養を深めよう。