[ロンドン 13日 ロイター] - 米配車大手ウーバー・テクノロジーズ<UBER.N>は13日、ロンドン運輸局(TfL)によるロンドン市内での営業免許剥奪を巡り、ウェストミンスター治安判事裁判所に不服申し立てを行った。法的手続きは長期化する可能性があり、その間は事業継続が認められる。

TfLは11月、安全性やセキュリティー面の不備を理由にウーバーのロンドン市内の営業免許を剥奪した。免許剥奪は2017年に続き2度目。[nL4N2853FS]

ウーバーは過去2年間で事業モデルを変更してきたと主張。北欧・東欧地域担当トップのジェイミー・ヘイウッド氏は「当社はロンドン市民に全力を投じ、17年以降はTfLと密接に協力して懸念や要望に対処している」と述べた。

TfLのディレクター、ヘレン・チャップマン氏は声明で、ウーバーは営業免許保有企業として適切ではないと判断したと指摘した上で、ウーバーによる不服申し立てにより、適切かどうかは判事が判断することになると述べた。