【北野唯我】ビジネスシーンでも「記名性」を推進すべき理由

2019/12/15
2020年という節目の年の到来を目前に、新時代の歩き方を示す、青と赤の2冊の新刊を上梓した北野唯我氏。
インタビュー最終回では、北野氏が「赤い本」と呼ぶ『分断を呼ぶエジソン』(講談社)の読みどころを聞いた。

「日本文学」カテゴリー1位に

──『分断を呼ぶエジソン』は、前回紹介した『OPENNESS(オープネス) 職場の「空気」が結果を決める』(ダイヤモンド社)とはかなりカラーが異なりますね。Amazonでは、日本文学のカテゴリーで1位になっていました。
北野 AmazonのカテゴリーはAIで勝手に決まるらしいのですが、文学と分類されたのは正しい判断だなと思いました。
──読む人によって「刺さる」部分がまったく異なりそうな、ひとことで説明するのが難しい作品ですが、どのようなコンセプトで書かれたのですか?
この本のもともとのタイトルは「愛ある革命」だったんです。