低所得世帯も大学に行けるような機会が広がること自体に異論はない。 しかし、国としてすべての人の学ぶ権利を保障できているかというと疑問の余地が残る。「格差の固定化」が問題であることも間違いないが、それぞれの個人が学びたいと思った時に学ぶ機会にアクセスできる環境と制度の構築も必要ではないだろうか。 格差への対策としての政策で終わらず、国としてリカレント教育の実現による学ぶ機会の保障などまで視野にいれた議論をするべきだと感じる。
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