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離脱案に賛成することをジョンソン氏が公認の条件にしているので、これで1月末の離脱はほぼ決定し、次は離脱条件が移行期間中にスムーズに決まるか、もつれて実質的な合意無き離脱になるのか、はたまた移行期間が延長されて中途半端な状況がまた続くのか、という局面に移行することになりそうですね。
国民の間では離脱派と残留派がほぼ拮抗し、どちらかといえば残留派が多いのではないかと言われる中で、多数を握れば離脱が確実になる保守党が再度の国民投票を主張する労働党をこれだけ負かす結果になったのは、労働党を選べば残留・離脱以前の問題として鉄道の再国有化など社会主義的政策が進むことに対する抵抗感があったような気がします。
ジョンソン氏を支援するのは既存のエリート政治にうんざりしている取り残された人々と言われます。本来なら格差是正を主張する労働党に入れても良い筈のそういう人達の票がジョンソン氏の保守党に流れるところに、トランプ大統領を生んだアメリカと似た構図をなんとはなしに感じないでもありません (・。・;
日本でも観ることが出来るBBCやCNNではリアルタイムで選挙結果を放送していました。
与党保守党が事前の予想以上の善戦だったようです。
開票作業は労働党が強い地方が早いのですが、BBCは出口調査の結果で保守党の圧勝を発表し、日本時間で午後1時半過ぎ、労働党が敗北宣言をしたとのことです。

最近イギリスにもご無沙汰しているので、イギリスにとって保守党と労働党どちらが良いのかなどの判断はできないのですが、少なくとも、中国とアメリカ、ロシアのパワーバランスの変革が起こっている中では、イギリスのEU離脱問題が迅速に解決することが国際社会としては望まれることだと思います。
EU離脱後のイギリスの経済については、どのように成長基調にリセットするのか?これは、ジョンソン首相の手腕に任せるのか?又は保守党として、新しい党首が出てくるのか?この辺りは今後の推移を見守りたいと思います。

個人的にはイギリスポンドを持っているので、過度なポンド安は好ましくないと感じる今日この頃です。
若者層も、大陸からの移民で職を失い不満を募らせていました。

医師のような専門職も、大陸から来た安価な医師との競争にさらされて厳しい状況だと聞いています。

大局的に経済を見るには、生活に余裕がなければなりません。
衣食足りて礼節を知る
ジョンソン首相は、2020年12月31日までに英国とEUとの間で新たな通商協定を締結すると公約している。しかも、その期限の延長はしないと断言しているのだ。しかし、1年で膨大な通商協定を完成させることは極めて難しい。その場合、北アイルランドを除く英国は、EUからの合意なく離脱することになる。いわば、問題が1年だけ先送りされたに過ぎない。ただ、保守党がこれだけ多くの議席を得ているので、ジョンソン首相は、党内の反EU強硬派を無視しても議会運営が出来る。そうなると、EUに大幅に譲歩して通商交渉をまとめることも可能かもしれない。要するに、事実上のバックストップ発動という、英国にとっては最悪の結末だ。これでは、EUでの発言権を放棄した上、EUのルールに従うということになるからである。いずれにせよ、簡単な話ではなく、まだまだ道は長い。選挙結果に関しては、おそらく労働党支持層までもが、EU離脱を早く決着してほしいと望んだことが影響したのだろう。その望みが、はたしてどうなるか……。
イギリスが無秩序な状況でEUから離脱することはどうやら避けられそうだとわかり、これで世界の金融市場は安定しそうですね。安心しました。イギリス国民も議会の混乱を見てやっと、何でもいいから離脱できればいいと考えることの愚かさに気づいて冷静になったのでしょう。とはいえ、とにかく離脱せよと要求して、EUとの合意にその都度難癖をつけた国民があれこれいたのは、イギリス国内の経済問題をEUのせいにしてごまかそうとしたからなので、その国内経済問題をこれからきちんと解決しないと、またいつか、あの時のEU離脱のやり方が間違っていたから悪くなっているので、そのやり直しに相当する政治判断をしろと、不満再燃が起きないかと心配です。つまりこれでイギリス国内の経済問題を解決するための時間稼ぎはしばらくできそうですが、保守党政権が何年で根本的解決を実現できるかが注目されます。それに失敗して金融危機が起きて、あの時のイギリスのEU離脱は世界金融危機の発生を遅らせただけだと言われる羽目にならないよう祈ります。
イギリスにいる時いろいろ話を聞くことができました。
確かにエリートや富裕層はブリグジットに強く反対でした。こちらから聞かなくても反対の理由を話してくれたぐらいです。
しかし、ブリグジット賛成の労働者階級の人は違いました。強い賛成ではありませんが、どちらかというと賛成という意見だったのです。
反対派は強く主張するので声が大きかったですが、人数は少なかったということですね。
結論が出てよかったと思います。多数の意見は間違いなく賛成だったということです。
ジョンソンさん、強かったですね。これで離脱に向けて、一気にスピードが加速する、、、という感じでしょうか。

アメリカの3年前がそうであったように、地方や労働者層の不満が、今回の軸にあったと思います。そもそも国も文化も違うのに、EUという一括りの大きな塊であらゆる政策を束ねようとした無理は、まるでアメリカのリベラルが連邦政府下で社会保障のために税金を徴収し、大きな政府を無理に推し進めたことで労働者層の反感を買った構図とそっくりな感じもします。イギリスのEU離脱は、アメリカでトランプ政権が誕生した時と同じように、世界のあらゆる構造に影響を及ぼしていくんでしょうね。

そうこうしているうちに、アメリカでも来年は大統領選挙。リベラルはトランプさん潰しに躍起ですが、どうなるんでしょうね。トランプさん、しぶといですよ。私は彼が次も勝つと思います。グランドゼロ的リベラル(沿岸都市部)をのぞき、ちょっと離れるだけで本当にアメリカ人は保守層が多い。ウチはシアトルから1時間しか離れていませんが、近所は保守派が多いです(トランプ支持者、、、ではなくても、リベラル派ダメなな人は、結局トランプさんに入れます)
イギリスの総選挙は、BBCによると与党・保守党の議会下院の獲得議席が過半数の326議席に達したとのこと。
BBC
https://www.bbc.co.uk/news/election-2019-50765773
移民によって生活が苦しくてなっている層の中心は労働者ゆえ、本来は労働党はEU脱退賛成が筋だった。
保守党が脱退を標榜するから、自分らはEUに残ると主張するでもなく曖昧な言い方に終始しており、これでは選挙に負けるはずだ。これまでの労働党の言動は日本の野党と似ている。
なんと...とは言え、今までのように二転三転を続けて、すぐにBrexitということにはならないと思いますが。。。