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貿易が世界全体の成長を加速させるのは、それぞれの国が相対的な強みを持つ分野に特化して、分業でモノやサービスを生み出して、貿易でお互い交換する方が、各国がなんでも自分でやるより効率的な生産ができるからでした。
ところがそれをやった結果、賃金が安くて労働力が豊富な新興国に多くの労働者を雇う製造業などが移ってしまい、先進国が相対的に得意な高度なノウハウを要する分野で働けない先進国の大多数の労働者は、外国に出て行かないけど高い賃金も得られない国内のサービス業などに甘んじることになりました。こういう人々にとって、貿易は自らを豊かにする手段になりません。
自由貿易を推進する立場のWTOに「貿易制限が多く導入された場合、各国で成長や雇用創出、購買力に影響が及ぶ」と言われても、先進国のマジョリティーには納得しがたいところがありそうです。国内に天然資源と大きな市場を持つ米国のような国では尚更で、貿易制限の結果自国に雇用吸収力の高い産業が戻ってくれば、給料が上がると考えても不思議はありません。WTOの警鐘も、トランプ大統領の米国にはそれほど刺さらないんじゃないのかな (・・?
天然資源を輸入に頼るがゆえに貿易が成長に欠かせない我が国にとって、辛いところでありますね (-_-)
WTO加盟国が今年10月半ばまでの1年間に導入した新たな貿易制限措置により影響が及んだ貿易は「総額7470億ドルに達し、2012年以来の高水準になった」と発表しました。