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「桜問題」から逃げ続ける安倍首相の甘い見通し - マスコミ操作が際立った会見の中身

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  • M&Aイノベーション・コンサルティング代表 博士(法学)

    「桜国会」と呼ぶ向きがあるが、臨時国会の審議時間のうち「桜問題」の審議は3%未満らしい。

    すべての国会を通して見ていない人達が、自分の好みでよく知りもしないであれこれとコメントする。メディアがこれまた確たる信念もなく無節操に取り上げ、問題を最後まで追いかける執念もない。

    私のリストは、「辺野古」、「モリ」、「カケ」、「日報」、「リニア」、「スパコン」、「セクハラ」、「虚偽答弁」、「改竄・捏造」と続き、今「桜」が付け加えられた。

    日本の社会における大衆操作の危うさを日々感じる。

    政党や議員の資格試験をせず、選挙の一発試験で合否を決める制度は、日本では採用してはいけない。むしろ、選挙は「試用者」の仮採用で、約束の達成で初めて本採用される二段階選抜がよいかもしれない。


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