【中西孝樹】自動車ディスラプションと戦う「トヨタの変革」
NewsPicks編集部
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注目のコメント
相変わらずの骨太な分析です。
中西さんは前々職でご一緒してましたが、証券アナリストの世界ではレジェンド的な存在です。
個人的にはモビリティ社会の変革は商圏の在り方のパラダイムシフトを引き起こすと考えています。ライバルと見られていたVWはディーゼルの不正もあって失墜するなか堅調でトヨタって強い企業だなと思います。ただ、自動車ってやっぱり利益をしっかり乗せれる構造で価格低下できる利幅の部分が大きい。
家電なんかは販売先が、街の電気屋さん→家電量販店→アマゾンや価格コムなどのECというように販売がコモディティ化して激しい競争にさらされ厳しくなった。
一方、自動車はまだまだディーラーが幅をきかせている。中古車ですら系列店があったりする。
何十年か前の家電で、パナソニック前の松下電器みたいな構図。これからEVや自動化含めて売り方が変わるし、モノゴトが変わる。これはトヨタだけでなく、ホンダや日産なども含めて脅威なんだと思います。
ただ消費者にとっては利便性が上がるかもしれない。トヨタの強さは現場のボトムアップの強さ
日産のゴーンさんに関わらず、旧来の経営陣、スーツ組、管理職のトップダウンだと上手くいくときも、いかないときもあります
現場のボトムアップ、現場の底力!なんてお題目は言うがやすしで、多くの現場は上から言われた事をこなすだけになりがち
トヨタの現場の魅力は、正規社員の仕事でも非正規、派遣関わらず、かなりの仕事をシェアし
言われただけのことをこなす、考えなくて済む、、、なんていう事がないので、各自の創意工夫が出やすい環境になってます。