18年度ゼロ成長に、デフレの影も GDP年次推計
日本経済新聞
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アベノミクスの成果であるはずの「デフレからの脱却」に失敗したことになる。
ところで、日本のGDP統計のリバイスは修正の大きさが酷い。
加えて、年度の修正の時期はもう少し早くできないものなのか。
年末の景気予測を真面目にやっていた頃は、短時間でデータを修正しなければならず、大変な思いをした記憶がある。まあ、エコノミストの仕事はどうでも良いが、予算編成等のタイミングを考えると、年度修正はもう少し早くやってほしいものだ。2018年度の国民経済計算の年次推計がまとまった。18年度はほぼ「ゼロ成長」かつ「デフレ」で再び名実逆転に逆戻り。個人消費はいまだに消費税を8%に上げる前の13年度の水準にすら戻れていない。にもかかわらず今年10%にさらに上げてダメージを与えたということ。失政すぎる。