経営環境の複雑化や労働市場・企業人の価値観の変化にともない「会社と個人の関係性」が変容している。企業の視点に立てば、人材マネジメントにおいて、全体一律ではなく、より一人ひとりに対してアプローチしていく必要性が高まっている。このような状況のもと、「エンゲージメント」や「心理的安全性」といった、個々人の心理状態への注目が集まっている。本論では、従業員の「ワーク・メンタリティ」(従業員が仕事に臨む心理状態の総称)について企業がどのように捉えていけばよいのか考察していきたい。
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