中国政府、2022年までに公的機関からの外国製IT製品完全排除を計画か
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我々は今後も中国が自由主義経済のままいくと勘違いしているのかもしれない。90年代に鄧小平が自由主義を採用したのは共産党の延命のためであり、それは手段に過ぎない。習王朝が盤石となり、中国国民がある程度豊かであるならば、世界の貿易ルールに縛られてまで自由主義経済に固執する必要はないと考えているのではないか。本件は短期的な米中間の報復合戦というよりは、中国が今後、自由主義経済に対して背を向ける嚆矢となったと語られるようになるかもしれない。
米国がファーウェー商品の排除を同盟国に求めても、いまのところ明らかに付いて来ているのは日本、カナダ、オーストラリアくらいで、ピルグリムファーザーズ以来の特別な関係であるイギリスさえも気迷い気味。中国はきっと、これを見て意を強くしているに違いない。米中が共に国内のITから外国製品を排除して世界を自国製品で押さえる戦いを始めたら、米国が5Gの技術と商売で出遅れているだけに、どちらの勝機が大きいかは微妙そう。5Gで世界の標準を握れば、その周辺のビジネスで世界を制することだって出来そうです。極めてありそうな中国の動きではありますが、これが事実なら、ことはもう、貿易の赤字黒字を巡る米中間の経済摩擦を超えている (・。・;
突然大きな国内特需が生まれると、中国企業のグローバル化がまた10年遅れるだろう。
中国は、こんな稚拙な政策はやめて、思い切って市場を開放した方がよい。
そうしたら米国に勝てるのに、何を血迷っているのだろう。