Alphabetの新CEO、サンダー・ピチャイ氏ってどんな人?
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注目のコメント
「同氏はインドの名門校の1つであるインド工科大学ハラグプール校に入学し」
これは誤り。正しくは数あるインドの名門校うち最高峰、あとハラグプールではなくてカラグプール。通称IIT-Kは、戦後初代首相ネルーが、MITにならって建立したインド最高学府IITの、いまでは20校以上あるなか最初に作った学校です。今でも分校うち最も名門、最上位とされています。当社の出資先にも同校の出身者が多い。
つまりピチャイはインドの12億人の中の秀才中の秀才。
しかし、今回時価総額10兆円の世界最高峰企業のベリートップに登り詰めたにも関わらず、引退後も種類株によってスーパーパワーを持ちづづける創業者2人が影の天皇であり、引き続き精神面のみならず実際的、技術的にもボスであり続けるという事は忘れがたい。
これが例えば同じメガカンパニーの後継者でもマイクロソフトのサティアナデラとは異なるし、Facebookはじめ昨今上場しているIT企業に見られる議決権優先株式による支配の特徴であり、俯瞰して言うならGoogleピチャイが新世代経営のモデルであり、それが上手くいくかの試金石という事になるのかもしれない。2004年にGoogleに入社してChrome、Androidの責任者をへて、検索やマップを含めた全体を統括。順風でトントン拍子の出世。余程能力が高いんだろうな。カリスマ創業者の後継問題はどこの国でも難しいと思うけど、MicrosoftやAppleとか米国テックジャイアントは凄く上手くいってる。一方ソフトバンクやユニクロが同じようにいく気が全くしないw 何が違うんだろう?
サンダー・ピチャイ氏のもとで、GoogleのAIが大きく、正しく発展することを期待してます。先日発表されたExplainable AIでブラックボックスを解消する技術を披露したのも、サンダー・ピチャイ氏のAIに関する思想が表れている気がしました。