価格が映す日本の停滞 ディズニーやダイソー世界最安
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日本に住み続けていると、なかなか気づきにくいことではありますが、アメリカに住んでいた頃は一時帰国する度に、日本の物が安すぎて爆買いしていました。こんなに品質が良いものをここまで安く買える場所はなかなかないんじゃないでしょうか。
食べ物も安くて美味しいし、最高です。西海岸では10ドル以下でまともなランチにありつけません。
逆に中国を訪れると10数年前の学生時代に訪れた時より物価がめちゃめちゃ上がっていることに驚かされます。
こうした状況を見るにつけ、日本人は相対的に貧しくなっていることを実感します。国内での格差云々以前に、全員で沈んでいっているということなのでしょう。労働分配率が下降しているか?
していれば、企業として、賃金を上げる余裕がある。
一人当たりの賃金は上昇しているか?
していれば、労働分配率が下降しても、賃上げは難しい。
時給は上がっているか?
上がっていると、賃金の更なる上昇を抑える。
時短しているか?
労働時間が減れば、個人の収入が減る。
就業率はどうか?
高いと人手不足である。
海外との価格差は、長年の積み重ねで有るので
突然の変更は困難である。
寧ろ様々な条件の中で、賃金が上がれば、
とても良い状況が産まれる可能性はある。
物価を先にすると、反対になる。
この辺りが、政府がシンプルに賃上げして欲しい
という理由である。
しかし一番大切なのは、豊かな人生である。
それには、時短が一番大切だと私は思う。
経済の総数を比較するのは、余り意味がないと思う。こういう話がでると、日本は沈んでしまった!というようなネガティブな反応ばかりが目に付くのですが、違います。
それだけ国際的な価格競争力があるのなら、積極的に製品を売りに行く。
それがだめなら海外から積極的に工場を誘致する。
そうやってカネと技術を日本に取り込んで、中国の成長に習ってどんどん雇用を生み出すのが正しい形。
使えるものは何でも使うんです。
いつまでも世界一の技術大国であり続けられるわけはないのですから、ふんぞり返って嘆いてる場合ではありません。