補正1兆円計上へ「デジタル・ニューディール」でAI・5G促進
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‘’学校のICT(情報通信技術)化に2318億円、中小企業のIT化支援などに3090億円を充てる。ポスト「5G」を見据えた情報通信基盤強化には1100億円程度を盛り込む‘’とのこと。一兆円規模の投資をAIに投資するのは素晴らしいですが、正しい使い方をしてほしい。AIと言う割にあまりAIへの投資に見えないのですが、詳細見ればAI促進につながっていることを期待。
企業からも政府からも戦略分野に投資を行い、特に人材育成の加速を促してほしいです!ざっくり分類すると、従来のICT化がまだまだ進んでおらず投資が必要で、次世代の5GやAIは部分的な投資でしかない、という数字に見えますね。(タイトルでは5G・AI推しですが)
・従来ICT: 5408億円 (74%)
・次世代通信(5G): 1100億円 (15%)
・次世代研究(AI?): 500億円 (7%)
・次世代ハード: 275億円 (4%)
=詳細=
・従来ICT:学校のICT化の準備(2318億円)、中小企業のIT化の支援(3090億円)
・次世代通信:ポスト5G (1100億円)
・次世代研究:若手研究者 (500億円) ※これがAI?
・次世代ハード:スーパーコンピュータ(150億円)、量子研究(125億円)改めて閣議決定された内容(※)を見てみましたが、まあ酷い。
・「デフレではない状況を作り出す」
・「我が国の景気は内需を中心に緩やかな回復基調にある」
…って、ホンマかいな(p.1)。
「思い切った財政政策を講ずるべき時」(p.2)という掛け声こそ勇ましいのですが、オチがまた酷い。
国費が7.6兆円で、うち今年度分がたったの4.4兆円(補正予算分が4.3兆円、予備費が0.1兆円)ですよ(p.38)。これが「思い切った財政政策」でしょうか?
これほど重要な点を最終ページにシレッと載せているあたり、まさに尻すぼみと言わざるを得ません。
そしてなにより不可解なのが、この予算案が閣議決定されたのが12月5日なのですが、その日以降、いわゆる「真水」に焦点を当てて言及する報道がほとんど見られません。
与党が真水で10兆円ベースの要求をしていた際は盛んに報道されていた気がしますが、結局半分以下(今年度分)になってしまったところ、途端に報道がなくなりました。
(Googleのニュース検索ではわずかにロイターで言及がある程度)
軽減税率が適用される新聞の論調はともかく、他のメディアでも真水の規模について報道されないのは、どういうことなんでしょうか?
※ 「安心と成長の未来を拓く総合経済対策」について
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2019r/1205/20191205_taisaku.pdf