動物を殺さずに肉の細胞を得る、培養肉生産技術開発のMeatableが10億円超を調達

コメント

注目のコメント

• 齊藤 三希子

  PwCコンサルティング合同会社／（株）スマートアグリ・リレーションズ（バイオマスレジングループ） Director／Executive advisor

  ・2019年12月09日

  中国で流行している豚コレラにより、１年で１億頭を超えるブタが減少しました。
  世界で流行している豚インフルエンザの影響により、世界の豚肉の供給量の4分の1を損ないました。
  この影響により、豚の価格が高騰しています。
  アフリカ豚コレラは、日本ですでに感染が相次いでいる「豚コレラ」よりも、感染力が強く、「豚コレラ」とは違って感染拡大を防ぐ有効なワクチンはありません。
  培養肉は、環境だけではなく、感染病対策においても有効だと思います。
  https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191009/k10012118841000.html
  
  ＞豚肉の価格が世界的に高騰しているため、Meatableは牛肉以外のほかのホワイトミートに関心を向ける世界で初めての企業の仲間入りをした。
• 萱原 康介

  動物を殺すことなく肉の細胞を獲得し、培養肉を生産する技術をミータブルが開発し、特許を得た。従来の培養肉生産方法は培養肉の元となる細胞を保有する動物を殺さなければならなかった。
  
  ＋α
  細胞の培養によって人工的に食用肉を生産される「培養肉」を開発し、低価格で流通させること ができれば、人口爆発によって将来訪れるとされる食糧危機を回避させることができるかもしれない。培養肉ではないが、人工肉が実用化されていることから、培養肉もニーズの実用の期待が高まっていると言える。タンパク質などの生産の課題に関しては、昆虫食などでまかなう方法もある。
  また、培養肉が開発されることで、食料自給率が低い国の自給率向上も見込むことができる。