「がんゲノム医療」効果が期待できる薬の発見 1割にとどまる
NHKニュース
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注目のコメント
予想通りの結果ですが、ここで検討すべきは、保険適用を継続するのかだと思います。
とりあえずやってみよう、で限られた財源を使うべきではなく、ここまで得られた費用対効果を検証し、その効果が不十分ならば、成熟を待つべきとの判断で再度適用を外す必要性を考慮すべきと思います。
それは医療の退化ではなく、適正化です。保険適用が始まる前に国立がん研究センターに取材したのですが、もともと世界的に見てもこれくらいの数字で、がん研究センターの臨床試験でも同じくらいの割合だったので、予想されていたことです。検査を受けたのが800人という多さのほうが個人的に驚きです。
1割にとどまる理由は記事にあるように、遺伝子変化が見つかっても対応する薬が少ないからです。薬の臨床試験が進みにくいのは仕方のないことですが、もどかしいとも思う関係者は多いと思います。
ただ、こういったゲノムデータと患者の生体データなどが集まり、遺伝子変化別の予後やさらなる薬の開発につながることは期待できます。
あとは、予期せぬ遺伝子の変化が見つかったときのフォロー、がん保険の加入拒否などの差別への対策もあわせて必要です。なんか変な記事だ。
一割も見つかったことはすごいことではないか。
私の常識では、癌は多種類の遺伝子変異があり、それらを全て一網打尽に出来ないと直ったと言えない。なぜなら、すり抜けた細胞が、発育してしまうから。
高価な薬を使わないで済んだと考えれば、なんの問題もない。