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これを早期発見、すなわちスクリーニングに用いるというなら、手放しに賞賛せず、フラットな目で見守らなければいけないでしょう。

例えばがんにも言えることですが、「早期発見できる」というのはメリットにもなりますが、デメリットにもなります。

認知症は、自覚症状が物を言う病気なので、検出方法としてアプリを使うことに異論はありません。

しかし、仮にこのアプリを「早期発見」の目的で自覚症状のない一般の方が用いるとしましょう。そして、このアプリはとても優れていて、「早期の認知症」を検出する精度、すなわち感度、特異度がともに95%であったとします。

ここで、「早期の認知症」が出現し始める60代の罹患率は6%程度と報告されており、この罹患率を用いて、ベイズの定理により、アプリが正しく診断する確率を計算できます。

これらの数字を用いて概算してみると、アプリが早期認知症ありと正しく診断する確率は、約55%となり、45%で誤診が起こります。このように、検査の「精度」というのは診断の確率とは全く異なる指標で、事前確率が低い場合にはこのようなことが生じてしまいます。

言い換えると、アプリに「早期認知症」と言われた100人のうち、45人には実は認知症が全くありません。しかし、アプリにそう言われたために将来に不安を抱き、病院を受診して不要な検査を繰り返されてしまったり、場合によって不要な治療を受けることにまで繋がります。

そして、認知症がないにも関わらず、その不安を抱き続けながら生きることになります。場合によって、それはうつ病を引き起こし、何の理由もなく、かえって体調を悪くすることにつながるかもしれません。

自覚症状がない方への一律の検査というのは、これほどのデメリットが伴います。

この端的な説明でご理解いただけたかはわかりませんが、日本国民に統計学を理解するほどのヘルスリテラシーがなければ、安易なスクリーニング検査の広がりには大きな危険性が伴うということをしっかりと認識しておく必要があります。
Quartzの特集「認知症をディスラプトせよ」の抜粋です。少子高齢化は必然的に認知症の数も増えることにつながっていきます。その避けがたい問題を、いかにディスラプトしていくのか、Quartz(https://qz.com/japan/subscribe/email/)のディープな分析記事をどうぞ。
認知症のタイプにもよりますが、認知症の発見のきっかけは自己判断よりも、他人からの客観的な評価が重要になります。

自分で「認知症かもしれない」と思い病院を受診した場合と、家族や友人から「認知症かもしれない」と連れて来られた場合を比較すると、後者の方が実際に認知症である場合が圧倒的に多かったという研究を見たことがあります。特に、症状が進行した場合には、性格の変化などのため自分が病気だと思わなくなるのも認知症の症状の一つです。スマホなどの身近なデバイスから客観的なフィードバックが得られるのはそういった点で有用だと思います。

記事にもありますが、早期に診断することで自分らしい人生の最期の過ごし方を家族と相談することにつながります。今後の技術の進歩に期待したいです。
「専用アプリで1日4回合図を鳴らし、そのたびに記憶力を調べる簡単なゲームをやってもらう。」という行為がなくてもスマホの利用状況から認知症を判別できるといいですね。
人の寿命がどんどん長くなる中で、世界の医療費の10%を占めるまでになった認知症にどう立ち向かっていくのか。先週のQuartzの特集「Disrupting Dimentia(認知症をディスラプトせよ)」から、認知症研究の最前線に迫った記事をお送りします。

Quartz Japan(https://qz.com/japan/)では、日本語での朝夕のニュースレターに加えて、これら英語版の有料記事も読み放題になります。
ぜひ、フリートライアルでお試し頂けるとと思います!
徐々に進行していくものなので、早期に対応することで軽減できるのですね。

fitbitやApple Watchが進化して、必要なバイタルが取れるようになることが鍵でしょうね。

心臓疾患に関しては、両デバイスとも、これまでの世界を変えつつあります。

次は認知症ですね。