【5大ニュース】シリコンバレーで「最悪の仕事」を引き請けた男
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Googleの創業者2人の議決権に関する興味深い考察。新興企業においても世代交代するタイミングで起きうる議論。
以下引用
創業者2人に特別な議決権を与えるようなスキームは、かつての新聞業界の仕組みを参考にして弁護士が作ったという歴史を紹介している点だ。世代を超えて、その一族がメディアをコントロールできる仕組みは、実は伝統産業に則っている今週は5億ドルの大きな式調達のニュースと、ヘルステックの期待の星が営業停止という二つの対照的な話がありました。
明らかに、今年のUber、Lyft、WeWorkといった過剰の期待を背負った企業のメッキが剥げたという投資家の評価があり、シリコンバレーのスタートアップは資金調達に時間がかかる状況になっていることが伝えられています。
それでも、やはり勢いのあるディスラプターには資金が集まっていることが確認されました。
7月にはブラジル発のNubankが4億ドル、1月にはN26も3億ドルの資金を調達しています。
来年もこの分野にはますますお金が流れ込むとみられます。個人的にはアメリカの銀行は知らないところでいろいろな手数料がかかって、ユーザーとして非常に不満。こういったペインを解決してくれるディスラプターの躍進に期待します。グーグルの創業者2名の交代が、やはりビッグニュースだった今週のシリコンバレーです。米メディアの報道に目を通していて、面白いなとおもったのが、創業ファミリーの世襲についての考察。
グーグルは、創業者が会社をコントロールしつづけるために、特別な議決権のある株を発行しています。こうしたスキームを生んだ弁護士は、実はかつての新聞業界の創業家支配の仕組みを参考にしたと、米メディアが紹介しています。いわゆるオーナー一族が、末永く、そのパワーを継承する仕組みは伝統産業を模倣したということ。
引退しても2人は大株主で、兆円単位の資産をもっており、かつ特別な議決権をもっており、今後もアルファベット/グーグルを支配できる立場にあります。まだ40代の2人は、21世紀にわたって「華麗なる一族」を繁栄させるのでしょうか。大変おもしろいトピックです