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国内大手通信会社のソフトバンクを中心に、Yahoo!・LINEなどを展開するZホールディングスなどを子会社に持つ。持分法適用会社には中国ECサイト最大手のアリババなどがある。
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テクノロジーは生活を楽しく豊かにするべきものであるとか、会社を教育するためのCEOなんだとか、あちこちに金言が散らばっています。
ジャック・マーは随分前から思想家であり哲学者だなぁと思っていましたが、この対談を見て改めてそうだなと強く思いました。
アントレプレナーシップとか経営者としてのあるべき姿とか、この人から学ぶことはたくさんあると思います。
「 CEOはリーダーであり、将来の方向性を決める。良い方向にインスパイアしながら組織を導かないといけない。チームにとって適切な人員を見つけて、訓練をして、彼らを統制して、力を与えて、仕事ができる材料や道具などを与えるのが役目です。」
「未来を信じなければ起業家にはなれません。なるべきではない。そして、チームがなければ、優れたことはできない。チームで戦う必要がある。起業家、アントレプレナーは、明るい見通し、楽観的な考えを持てる人でないといけない。私はそういうタイプの人間だと思う。」
「20代、30代の人たちは、良い会社よりも、良い上司を見つけるべきです。40代の時は、いい会社に勤めて、得意なことをする。50代を超えたら、若い人をサポートすべき。60代以降は、孫、子供の面倒を見るべき。これが人生だと思います。」
いずれもジャック・マー氏の発言。素敵!
本当にその通りだと思います。目の前のお金は調達できるかもしれないけど、なんのための調達かわからなくなります。Philosophyの話も出てきますが、ここでは理念と訳されてますが哲学があり、それがその起業家の基礎であるBeingとなって新しい価値が生み出されていくものです。想いだけではだめだ、と言われたりもしますが想いがなければ、まだ世の中にない新しい何かを生み出すことができないのもまた然りだと思います。
会えば2人だけでディナーに行くという関係ですが、公の場で話すのは久しぶりだからか、話はとても盛り上がりました。
それにしても、ジャック・マーが昔から「教育」と「企業理念」を語り続けていたという話を改めて2人の口から直接聞くと、また違った印象を持ちました。アリババの強さを少し実感した気がします。
マサのいうように、仕事がなくなるわけではありません。20〜30年後は、人間は週3日、2〜3時間働けばいいんです。
私の祖母・祖父は、1日18時間働いていました。私たちの孫、ひ孫になると、一週間に3日、2〜3時間働いて「忙しい」と言っているでしょう。信じてください。それが社会の進歩です。
私たちが生まれたのは、働くためではありません。人生を楽しむためです。テクノロジーは、我々が人生を楽しむのを助けるべきです。
私の祖母・祖父は、1日18時間働いていました。私たちの孫、ひ孫になると、一週間に3日、2〜3時間働いて「忙しい」と言っているでしょう。信じてください。それが社会の進歩です。
昨日、東京大学で行われた約20年前にお互いをインターネットを信じる「同じ動物」だと嗅ぎ分けた2人の対談の完全版を約1万字でお届けします。
お金や教育、人生、起業家に求められる素質。きれいなパワーポイントの資料を作るよりもずっと大切なこととはなんなのか。
一言一言がとても示唆に富んだ対談です。ぜひご覧ください。
何度も読み返すだろうが、この二つだけ、シェアしたい。
いずれもジャックマーから若い人へのアドバイス。
20代、30代の人たちは、良い会社よりも、良い上司を見つけるべきです。
40代の時は、いい会社に勤めて、得意なことをする。
50代を超えたら、若い人をサポートすべき。
60代以降は、孫、子供の面倒を見るべき。これが人生だと思います。
楽観的であれ。文句を言うな。
特に気になった部分を2つだけpick upします。
①「マー 楽観的であること。そして、文句を言うなということですね。若い人は、文句をずっと言ってますよね。それを見ているのは面白いんですが、例えばチャンスがないとか、解決法がないとか。でも、そこに成長の機会があるんです。
未来は明るいと、自分を変えられると信じる。他人が文句を言っているのは、チャンスです。」
今まで様々な経営者の方をインタビューさせていただきましたが、その方の一番魅力的な部分というのは間違いなく、その人が通ってきた逆境から作られているのだと実感します。
その逆境に触れた部分の皮が異様に厚く強くなっていて、その人の揺るぎない個性になっているようです。
そして、もう一つ、たとえ同じような(一見、心の折れてしまいそうな)状況を見ていても、その人の頭の中だけにはとても明るく勇ましい、全然違うBGMが流れているのだと感じます。
せっかく一度きりの人生、楽しいBGMを流しながら生きていたいものだなと感じます。
②「マー 当時は、誰もがインターネットの話をしていましたが、インターネットを「本当に信じている人」はいなかった。」
「話している人」と「本当に信じている人」。この二種類の人達の間には、大きな河が流れていますね。もちろんどちらが良いというわけではなく、きっと両方の人達がいて立派なエコシステムが成立するのだと思います。
両者の共通点は、独特な企業文化を創り上げたということではないでしょうか。
製品やサービスは真似できるけれど、企業文化は再現できない。
「CEOは「チーフ・エデュケーション・オフィサー」なんです。そして教育する相手は、会社だと考えています」