[北京 6日 ロイター] - 中国工業情報省は、補助金の支給を推奨する「新エネルギー車」のリストに、米電気自動車大手テスラ<TSLA.O>が中国で生産した「モデル3」の2タイプを掲載した。

同省がウェブサイトで明らかにした。

支給される補助金の額は不明だが、テスラの中国事業拡大に寄与するとみられている。

テスラの代表も、補助金の支給を推奨されたことを確認した。

同社は20億ドルを投じて上海に工場を建設している。年内に週1000台以上を生産する体制を確立し、来年1月25日までの出荷を目指している。第1期の年間生産能力は25万台(週4800台)となる見通し。

中国工業情報省は3日、プラグイン・ハイブリッド車、電気自動車、燃料電池車などの新エネルギー車の振興に向けた素案を発表。2025年に自動車の総販売台数に占める新エネルギー車の割合を25%とする目標を示した。2018年の比率は4.6%だった。