楽天で暴行、労基署が労災認定 40代男性、首負傷しうつ病も
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楽天関連のマイナスな報道が相次いでるね。楽天Pay等のシステムダウン、情報漏洩などのセキュリティー意識の低さ、労災認定。正直偶然ではなく、長年の楽天という企業における在り方と甘さが招いたものだと個人的には感じる。
今回の労災認定に関していえば楽天は当初あくまでも従業員間のトラブルとして、企業としては無関係という立場を貫こうとしていた。しかし、従業員間のトラブルで物事が片付く考えてる時点でパワハラ、セクハラ、モラハラ等に対する企業として最低限の責任すら放棄しているという事。
また、近年のパワハラ定義の難しさという視点でいえば、パワハラは身体的精神的な部分双方含めて民事ではなく、刑事事件ともなり得るという事を企業だけでなく、社会としても認識しなければいけないのではないかと思う。
今年も多くのこのような被害者が声を上げなければ発覚しない、対処すらされない事件ともいえるべき事がたくさんあった。結局は被害者が動くしかないわけで、不思議な事に加害者の方が守られてしまうような状態はそもそもおかしいわけだよね。このケースの詳細はわからないけど、
社員数約7000人に対し、保健師の配置が2人
(しかも安価な時給の派遣社員)
って時点で
会社の安全衛生に対する姿勢がうかがえるし、
安全配慮義務違反があっても驚かない感ある。
しかしこれは今の私の勤務先にも言えること( ̄ー ̄)
産業保健師の価値がもっと認められるよう頑張ります。