三菱UFJ銀が情報口座 提供者に企業から優待券
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低金利環境下でバランスシートを使わない新たなビジネスの模索という観点では意義があると思います。ただ、情報セキュリティ面では情報漏洩リスクを取ることになります。これまでは顧客情報をもとに銀行の商品をクロスセルするビジネスモデルでしたがこれからは情報そのものをビジネスにする転換期を迎えています。
金融では「信用創造」という言葉がありますが、集積された個々の情報から全体としてのトレンド情報などの情報を産み出す「情報創造」ができればマーケティングに大いに役に立ちます。
個人としてはリスクを取るのでよほどメリットが無いと情報は開示しないと思うのですが、優待券やクーポンがどの程度顧客に還元されるのかを知りたいです。
日本のカルチャーとマッチするのかも注目ですね。控え目な取組ですが、収益源が限られている銀行にとっては、情報銀行のような新しい取組をすることは大切だと思います。
資産状況などは開示されないのでプライバシーの度合いとしても低いものであり、匿名化されているので、問題は少ないと思います。
銀行は、個人の利用者から多くの手数料を取り利益を得ていると思われがちですが、実際には、富裕層向けビジネス以外は儲かっていません。
預金業務や、送金などの為替業務は手間ばかりかかり、利益が出ないものなのです。
しかし、資金の流動性確保という社会的役割を担っているため、止めることはできないのです。
私は銀行員ではないですが、その点は理解の促進が進むと幸いです。