国語・数学の記述式も延期検討、理解得られないと判断…共通テスト
読売新聞
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注目のコメント
当初は入試改革の大きな論点でなかった記述式がなぜ主要論点にすり替わったのか。その過程について2016年3月の記事のコメントで書きました。
「大学入試「新テスト」は練り直しが必要だ」2016年3月27日
https://newspicks.com/news/1467052?ref=user_649627
その時に「この議論過程はしっかりと刻んでおきたい。10年後、この施策が正しかったのか、議論過程含めて洗い直すときが来るだろう。」と書いたことが10年経たずにやってくる結果に。
上記記事でも指摘されているように、警鐘は何度も鳴らされていた。それでも止まらなかったことが結果として高校生を巻き込む形となっている。止まったから良いではなく、なぜここまで来てしまったのか、しっかりと経緯の洗い直しをしていただきたいです。
追記:
なお、この転換点については、以下の記事が分かりやすいです。
「大学入試新テスト、記述式導入を優先」2016年1月30日
https://newspicks.com/news/1374558?ref=user_649627
京大の山極先生、東大の南風原先生の以下のコメントからも、このタイミングがターニングポイントであったことを表しています。
「複数回実施の見送りについて、同会議委員の山極寿一京都大学長は「当初の趣旨と違う。多様な能力を把握するなら何度も受験機会を設けるのが正しい」と批判。南風原朝和東京大副学長も「記述式導入ありきで議論が進んでいるが、何十万人の受験生に文章表現させてもきちんと評価できるのか」などとの指摘が相次いだ。」