機能不全のシグナルは「運用でカバー」「とりあえず〇〇」 マイクロソフト澤氏が明かす、ヤバい組織の共通点
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注目のコメント
こんなの日々目の当たりにしていると気が狂ってきそう
==(以下、抜粋)==
さて、あるデータをちょっとご紹介しましょうか。うちの会社の資料を持ってきたんですけど、この真ん中、これは何かというと、社長を含む営業会議なんですね。社長を含む営業報告会議を開くために役員が事前の会議をします。11会議体、2万時間が使われています。
「なんか役員がミーティングするらしいよ」「じゃあうちもちょっと打ち合わせするか」といって部課長会議を開く。21会議体、6万3,000時間が使われます。「なんか部課長がミーティングするんだって」「じゃあうちらもすり合わせしとく?」ということで担当者レベルで130会議体・21万時間を使います。
結果30万時間・34億円が飛んでいくという、そういったデータがアメリカにありました。これ、日本じゃないんですね。米国の製造業でもこんなもんなんです。アメリカの生産性は日本の倍ぐらいあります。ちょっと怖くて数字も出したくないですよね。日本はこれの倍だとしたら……ということなんです。「とりあえず集まろう」「とりあえずミーティングしよう」「とりあえず資料を作っておいて」。「とりあえず」を全部やめてください。これをやめれば、本当に必要なものが浮かび上がってきますから。はっきり言っちゃうと、なんとなく必要なものはとくに必要ないんですよ、ですので、「とりあえず」というキーワードが出てきたらやめてみてください。
Time is money...って言葉知っている?
時間も資産。その資産を浪費している。だから長時間残業に…という負のサイクルなのかも。
リストラをやってきていて思うのは、古今東西、コスト意識が弱い会社は遅かれ早かれ潰れます。それは会社事態なのか、一工場や一部門なのかもしれませんが。そしてそのコストという概念は、今やお金だけじゃなく時間もです。
少なくとも他人の時間を奪うのはやめてね!