[ニューヨーク 4日 ロイター] - 米原油先物価格は4%超上昇した。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国が協調減産を延長する観測のほか、 米原油在庫が大幅に減少したことを受けた。

清算値は北海ブレント先物<LCOc1>が2.18ドル(3.6%)高の1バレル=63ドル。米WTI先物<CLc1> が2.33ドル(4.2%)高の58.43ドル。

OPECとロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」は今週開く会合で、協調減産の拡大を決める可能性がある。

また、米エネルギー情報局(EIA)の週間在庫統計によると、原油在庫は前週比で490万バレル減少し、市場予想の減少幅(170万バレル)を大幅に上回った。