【解説】なぜグーグル創業者らは「姿を消した」のか

2019/12/5
「一時代の終わり」
20年前にグーグルを創業したラリー・ペイジとセルゲイ・ブリン。彼らがそろって、親会社であるアルファベットの経営の一線から退くことが、火曜日に発表された。
今後は、グーグルのCEOであるサンダー・ピチャイがグーグルとアルファベットの両社を率いることになる。
この動きは、グーグルにとっては一時代の終焉を意味する。
ペイジとブリンのふたりは、創業以来の長きにわたってグーグルを象徴する存在であり、アップルのスティーブ・ジョブズ、マイクロソフトのビル・ゲイツに匹敵する大物として、テクノロジー業界で巨大な影響力を行使してきた。
ふたりが生み出した検索エンジンによって、人々はWWW上に無秩序に散らばった情報を捉えることができるようになった。
また、ふたりが打ち出した経営方針(オフィスへの無料送迎バスをはじめとする数々の特典によって従業員の満足度を高める、など)は、シリコンバレーのIT企業のスタンダードになった。
ラリー・ペイジ(Jim Wilson/The New York Times)
行く手に立ちふさがる「試練」