三菱UFJ銀行 キャッシュレス決済に参入へ
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元々企画していたとは思いますが、
B2Bのリクルート+三菱UFJ銀行 VS B2CのYahoo+LINEの対決の構図のように見えますね。
三菱UFJ銀行の思惑としては、アカマイ・テクノロジーズと共同で開発したブロックチェーンを用いた決済ネットワークのGO-NETを利用させたいのだと思います。
決済の場合、加盟店を開拓するアクワイアラ、消費者を開拓するイシュア、VISAやMastercardのような国際ブランド、決済ネットワークの4つのプレーヤーが主に関わっています。
このうち、リクルートはアクワイアラを担っており、三菱UFJ銀行は決済ネットワークを提供したいのだと思います。更に、三菱UFJ銀行は、あわよくば、自らの決済ブランド「MUFGコイン」を拡大したいのだと思います。
しかし、リクルートからすると、顧客のカバー率から考えて、三菱UFJ銀行だけに絞る必要はなく、他の銀行グループにも声を掛けた方が自社のためになります。あれ?coinでしたっけ?
ペッグ制でブロックチェーン技術を使って、三菱UFJ銀行の口座を持つ人を対象に発行する話しはどこに行ったのでしょうか?
https://www.asahi.com/articles/ASM4854ZKM48ULFA025.html
「MUFGコイン」今年後半に実用化へ 三毛社長が語る
三菱は、メガバンクで最初にデビットカードを発行しています。
この上、今更QRコード決済をやる意味が今一つ理解出来ません。
リクルートのホットペーパーに参加しているお店では、小さいお店でもリクルートのカード決済端末が導入されているところが多いですよね。
何故、今からQRコード決済なのでしょうか?
追記
日本でデビットカードが今一つな理由でもありますが、日本では個人には当座預金口座がありません。これが、銀行口座直結の決済に本能的に躊躇する理由です。
SBI銀行などは、ここが良くできています。個人的にはQRコード決済はデビットカードより怖いですね。
デビットカードでは、それでもオーソリと決済と二本立てですから…約4000万もの銀行口座の実力、取引処理時間最速級のアカマイの技術、MUFGコインへの意気込みも理解します。これにリクルートのアクワイアリングを組み合わせれば、一見優良な決済ネットワークができ上がるのかもしれません。
が、一番わからないのが、利用者の利便性。じゃらんもホットペッパーもヘビーユーザですが、既に店舗ではSuica等既存のモバイル決済で慣れてしまい、さほど不便も不安も感じません。後発組の本件がこれらに勝る何を与えられるのかに注目したいと思います。