「ヤフー・LINE」対「GAFA」は間違い? 本当のターゲットは金融業界だ!
コメント
注目のコメント
正しいが、スマホアプリがユーザーにリーチ
するメインのアプローチならば、結局はGoogleとAppleの呪縛からは逃れられない。巨大過ぎて、彼らさえ特別扱いせざるを得ないまでに大きくなれば別(WeChatなどがその例)で、そこを目指す必要があるのではないかと。アメリカのIT大手のGoogle、Amazon、Facebook、Appleの頭文字を取ってGAFAと言いますが、いつも一社だけ違和感があります。
それはAppleです。Appleの売上の大部分はiPhoneをはじめとした機器の売上です。いわゆるメーカーなのです。近年、ネットでのサービスなどの部分を増やしていますが、と言っても2割程度です。
Yahoo+LINEと比較するなら、ネットでのサービス同士を比較すべきかと思います。
あと、Yahooはアメリカが発祥ですし、LINEのコンセプトはアメリカや中国が発祥である以上、二番煎じであることは否めず、アメリカや中国と伍したいのであれば、日本から世界的に通用するネットサービスを生み出すしかないと思います。
Yahoo +LINEが頑張っても、銀行の領域で席巻することは不可能で、結局は、決済領域に留まるでしょう。これだけ、ネット銀行が増えても、ネット銀行1行辺りの預金量は地銀の中堅程度です。ネット銀行が貸出をしていると言っても、安定ですが利鞘が薄い住宅ローンです。
金融機関で覇権を握るにはやはり預金をはじめとした資産を押さえるべきですが、資産を押さえるためには、長期的かつ社会的な信用度が重要です。
ですので、GAFAであっても決済以上には踏み込めないのです。