【3分解説】ざっくりわかる、ロシア版グーグル「ヤンデックス」
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ロシアのIT企業ヤンデックスとプーチン政権の関係について、プロピッカーの小泉悠東京大学特任助教のコメントも交えてまとめました。ロシア版グーグルとも言われますが、検索サイトから始まり、Eコマース、配車アプリ、そして自動運転と幅広く事業を展開し、コングロマリット化しています。
低迷するロシア経済を回復させるけん引役としてIT産業が期待されていますが、ネットは政治的には諸刃の剣の側面もあり、12月に入りプーチン政権が関与を深める動きをみせ、ヤンデックスもロシアを基盤とする以上、妥協点を見出そうとしています。むしろ,国境の内側の情報をさしたる議論も無しに他国の企業にフルアクセスさせる方が狂気です.
日本じゃgooglmapカーが走り回って,詳細なmapを提供してくれますけど,それはそういう事ですよ. 僕個人は助かってますし,賛成です. でもそれは国会で議論されて決まった訳ではなく,安全保障と莫大な利益の源泉はしれ~っと本社が他国にある企業に持ってかれたって事ですよね.今後のネットは急速に分断されていくと思う。米国、中国、ロシアはもちろん、欧州と米国も分断されかけてきている。日本もネット産業を保護、育成していくべきだと思う。かつて製造業でやったように。今は逆に海外勢は日本でやり放題、国内勢は規制に縛られるという意味が分からない状況になっている...
ロシア人にとって、ヤンデックスなしの生活は考えられません。検索サービスに始まり、今やタクシー、フードデリバリー、Eコマース、そしてAIや自動運転へと事業を拡大しています。新設した政府系ファンドはヤンデックスの10%の株式を保有し、「黄金株」という拒否件を発動する権利も付与されている。会社の合併などの議案を否決できるため、外国大手からの買収などを制限できる。