【3分解説】トロイカ体制始動。新社長が示した日産の未来図
2019/12/4
この1年余りで「4人目」のトップが誕生した。12月1日、日産自動車の内田誠専務執行役員が、社長CEOに就任。翌2日に、記者就任会見を開催した。
約20年にわたって日産を率いてきたカルロス・ゴーン氏の逮捕から約1年。後を引き継いだ西川廣人氏、暫定CEOとしてつなぎ役を務めた山内康裕氏と、次々にトップが交代してきた。
さらに業績も低迷している。2019年上期は営業利益が前年同期比で85%減、当期純利益も73.5%減。特に、米国事業の立て直しは急務だ。
難しい舵取りが求められる中、新体制は日産を再建できるのか。NewsPicks編集部が、記者会見のポイントを絞って解説する。
①ルノーとの「アライアンス」
会見の中で最も注目されたのが、日産の経営戦略の柱である仏ルノー、三菱自動車とのアライアンス戦略についてだった。
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自動車大手。ルノー、三菱自動車との連携により事業の効率化を図る。電動化推進を2030年までの長期ビジョンに据え、ラインナップ拡充に取り組む。運転支援技術やコネクテッドカーシステムにも投資。
時価総額
2.42 兆円
業績
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