デジタル人民元の発行視野 中国、国内利用を優先

コメント

注目のコメント

• 国光 宏尚

  Thirdverse、フィナンシェ 代表取締役CEO / ファウンダー

  ・2019年12月03日

  来年の発行は確実に。Libraの足踏み、日本は超周回遅れ。このままだとFintechは中国が世界を牽引する。何とかしないと… >中国が主要国では初めてとなるデジタル通貨の発行を視野に入れ始めた。すでに制度設計を終え、地域限定での試験発行の準備を進める。
• Toshifumi Urasaki

  株式会社BORDER 代表

  ・2019年12月03日
• 竹田 匡宏

  幻冬舎「あたらしい経済」 編集者（ブロックチェーン・仮想通貨0

  ・2019年12月04日

  中国がデジタル通貨「DCEP」の発行が迫ってきていると日本経済新聞が報じています。中国人民銀行はすでにDCEPの制度設計を終え、地域限定での試験発行の準備を進めるている模様です。
  発行の目的は、キャッシュレス化が進む中国で現金の流通をさらに減らし、金融機関の負担を軽くし、海外への現金持ち出しによる資本流出を防ぐこと。
  
  さらに中長期的には人民元を国際化し、ドル覇権の現状に対抗していくことで、人民元の有力研究者が「規制強化で当局は国境をまたぐ資本移動の90～95%を把握することができている」と日本経済新聞に伝えています。
  
  今後、デジタル人民元をバスケット通貨として選択しなかったLibraや他の中央銀行発行の通貨が台頭してくるのか楽しみです。いずれにせよ、DCEPはすぐに発行できる準備は整っているのだと思います。あとは発行のタイミングだけなのだと、思います。