【解説】「勘と経験」に頼った値付け、もうやめませんか?

2019/12/4
かつて、京セラ名誉会長・稲盛和夫氏が「値決めは経営」と語ったように、値決め(プライシング)は事業の根幹を成すもののひとつだ。
これまで商売人の「勘と経験」に頼っていた値決めを、テクノロジーの力で最適化しようとする動きが、近年、活発になっている。需給に応じて価格が変動する「ダイナミックプライシング」がその代表例だ。
企業の価格設定を支援するサービスを運営する松村大貴氏は、値決めに関する一連の技術を「プライステック」と総称する。先日に配信されたNewsPicks MOOCの中で、プライステックが経営に与える影響を解説した。
「これからは、価格戦略が企業の成長を左右する」と語る松村氏。その真意を聞いた。
値付けは属人的なものだった
──「プライステック」という言葉になじみのない人も多いと思いますが、具体的にどのようなものですか?