銀行などから独立した金融アドバイザーが団体を設立
NHKニュース
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過去に銀行でもアドバイスをしていた事がありますが、これまでは銀行員アドバイザーのコンフリクトを許容するか、独立しているが金融機関には所属していない個人アドバイザーのどちらかを選ぶという二択ですのでこういった銀行から独立した金融アドバイザーの団体ができるには信頼性を補う意意味ではいいと思います。
ただ、銀行や証券会社から独立してしまうと商品に関する専門性を維持していくのが難しかったり、銀行のネットワークの活用ができなくなってしまうデメリットもあります。
したがって、基本的には銀行や証券会社と独立金融アドバイザーを(お互いをセカンドオピニオンとして)併用するのが得策だと思っています。
因みにモルスタとかUBS等のプライベートバンカーは全幅の信頼を顧客から勝ち取ろうとしているのでリアルな意味でのコンフリクトもなく、クライアント側も見破る能力があります。取引する金融機関も多く情報も入ってきます。従って、形式的な独立性はあまり気にならないと聞きます。独立性を担保させないと、彼らのレピュテーションにも関わりますし、自ら経済学でいうコミットメントしていったように見えます。
倫理感や販売ルールなど、統一的な指針ができるのはステキなことだと。今までは独立系といっても、金融機関とべったりな人も少なくなかったですし。あとは収入源を販売手数料以上にアドバイザー料をもらえる仕組みも、独立性担保には必須に感じます金融商品を総合的な立場からに案内するのはなかなか難しく、教科書ベースでのお勉強では各金融機関勤務の営業担当には太刀打ちできません。
自主規制機関としての団体というのもそうですが、知識啓発や情報共有の場としての機能も期待されます。