【直撃】グーグルが買収をもちかけた動画アプリ
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動画サービスはここまでセグメントの細かい市場だったのか…と発見がありました。
・コンテンツの尺が長い動画サービスになるほど、コンテンツ製作者の割合が低くなり伝統的なメディアの特性に近くなる。
・30秒動画はサービス空白地帯。おのずと集まるコンテンツが質の高いものとなる。
・Fireworkは手持ち無沙汰の時間帯を持ち、他社の動向に感度の高いユーザーセグメントを狙っていく。
・作り手のクリエイティビティを必要としないサービス(FaceAppなどの例)は、一時的に話題にこそなっても廃れるのが早い。
YouTubeの裾野の広さを逆説的に感じる記事でした。今後の動向に注目ですね。Googleは2006年に、YouTube16億5000万ドルで買収しました。生まれて1年半の会社にそんな大金を支払う価値があるのかという話もありましたが、その後のYouTubeの躍進を見れば、安すぎる買い物でした。
そのGoogleがYouTubeの次に当たるものを探している、その一つがファイアーワークです。アプリは2018年にローンチしたばかりですが、だからこそGoogleはまだライバルがいないうちに手をつけたいということなのでしょう。
また、ファイアーワークの他に、GEMIというアプリもリリースしました。これは世界で初めてスマホの表と裏のカメラで同時撮影ができるものです。セルフィーのように自分を入れ込んで背景を撮影して、腕が画面に入ってしまう…ということは起きません。個人的にはレポート用(相手の表情や写したいものと自分の顔が同時に撮影できる)で使える機能だと感じました。いかにクリエイターが創造性を引きのばせられるのかが、アプリの寿命を左右するーこう話していたビンセントCEOの言葉をあらわしているなと感じました。
GEMI:https://www.instagram.com/gemiapp/?igshid=s1ehudr1v0gd&fbclid=IwAR0nDWRLfm0NWj-eW5zGIqOTDpxCqZA6zh3FQ1cLOquH9z0nvTR1kYCb7Yc尺の長さとコンテンツクリエイターの比率を分析し、空白地帯にファイアーワークを作った。極めて戦略的です。
ファイアーワークは30秒という尺で、クリエイター比率は15%という想定です。
コンテンツの質を上げるため、編集アプリ「Reveal」を作るというきめ細かい対応もよく練られたものですね。