スタートアップの平均的な成長モデルを知る - INITIAL
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前回、スタートアップのシリーズを定義し、今回はそのシリーズ別に、企業評価額、調達金額、希薄化率、シリーズ上昇までの期間を分析し、スタートアップの平均的な成長モデルを見ていきました。
業種など考慮しておらず、単純化してしまっておりますが、参考値になれば幸いです。すべて現時点での値であり、ブラッシュアップしていきたいと考えています。記事の表から、シリーズごとの調達額や、シリーズを経た創業時からの投資家(主に創業者だろう)の持ち分比率を計算してみた。シリーズDレベルまで行けると、プロダクトマーケットフィットや一定の規模が得られているので、踏み込んだ投資をするための調達をする、という印象。
調達 持ち分比率
A 2.3億円 81%
B 5.0億円 67%
C 6.9億円 59%
D 16.0億円 52%データリッチでファクトを知るには良いと思うのですが、"成長モデル"を知る、ための記事にはなっていないと率直に思いました。そもそも、根本的に"モデル"の話をするのなら、このような各企業を成長規模ごとに分割して、指標値を計算して、規模と指標値の関係をみる作業ではなく、成長規模ごとにヒト、モノ、カネ、情報、などをどう駆使してビジネスを作っていくのか?それがどう移り変わるのか?、ってのが知りたくて、根本の目的である転職や起業を促す、の点においても、自分が何がどう出来そうか?どこのフェーズで参画できそうか?を考えるきっかけが欲しいと思う。これらは指標値の分析からは得られないと感じました。
以下文はモデルについて学びでした。
>会社に対するオーナーシップをベンチャーキャピタルなどに一部手放すことで資金を得て成長を加速させていくのがスタートアップの基本的な成長モデルだ。