為替は「北米に工場を造っても、ほとんど変わらない」 マツダ藤原副社長インタビュー(2)
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注目のコメント
すごい内容ですね。
ここまであけすけにお話されてるのもマツダ流の戦略でしょうか。
意外な話が沢山ある印象です。
『藤原 だから、米国に工場を造っても、ほとんど変わらないです。だからこれ、為替のために造っているんじゃないんですよ、米国の工場は。「北米を大事にします、大事にします」と言いながら、米国に工場を持ってないんですね。ということは、販売店から見ると、「何言ってんだよ」ってなるんですよ。販売店オーナーから考えると「US大事だと言いながら、おまえら工場持ってねえじゃん」って反発に対して、やっぱり持とうと。もう一回、再参入しようという。で、「だからみんな落ち着け」と。おまえらリテールレボリューションしっかりやって、お店をきれいにしてくれという、お互いの覚悟の見せ方なんですね、ここ。なので、為替のためにあの工場を造っているわけじゃないんです。』“USドルの為替変動に対して、ウチはもう今はほとんどニュートラルなんです。”
ということは、USD建の売上と支払がほぼ同額ということですよね。USで得た営業キャッシュフローを、USDのまま、他国からの資材、サービスの購入に充てているということでしょうか。