[27日 ロイター] - 米ダラス地区連銀のカプラン総裁は27日、米国の平均インフレ率において、12カ月を超える算出期間の検討を容認すると述べた。

総裁は米紙ウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューで、「インフレ率を平均化する期間を12カ月以上にするとの検討にオープンだ。現在は12カ月間のインフレ率が検討されているが、一部の分析では12カ月より長い期間でのインフレ率を検討する機会が示されている」と述べた。

FRBのブレイナード理事は前日、FRBが2%に設定しているインフレ目標について、時間をかけて平均して特定の水準の達成を目指す「柔軟な」仕組みへの移行を提案した。