【革新】事例で学ぶ。衰退する「地方都市を救う」方法

2019/11/30
本の要約サイト「フライヤー」とコラボし、毎週土曜日に話題のビジネス本の要約をお届けする「10分読書」。短時間で本の中身を学ぶことができ、現代のビジネスパーソンにぴったりの内容になっている。
ぜひ、週末のひとときで新たな知識を手に入れてほしい。
今後、日本は激変期に入る。私たちはその変化を先読みし、備えていかなければならない。
そのためには人口減少や少子高齢化が進行する度合いが、地域によって異なるということを知っておく必要がある。
人口動態の影響を受けやすい地方ほど、厳しい現実が待ち受けている。全国一律で対策を考えてしまうと、間違いなく日本は地方から立ちゆかなくなるだろう。
地域ごとに対策を考えるためには、ほかの地域の実情を知り、補完関係をつくっていくことが必須だ。
これはビジネスでも同じである。地域差を理解し、その差に目をつける。
そうすることで日本社会を豊かにしていく術や、新たな成長の可能性を見つけられるはずだ。
人口減少の地域差が拡大する要因は2つある。1つ目は地域内の出生率が減少すること、2つ目は若者の大都市への流出である。
ここからは、さまざまな地域や都市の現状のなかから、東京圏と関西圏を紹介する。

「関西圏」は衰退の予兆