【直撃】スマホの眼で世界一。ソニーは「車載」で勝てるのか
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注目のコメント
ソニーの車載センサー、自分は世界トップになると思っている。
記事で大村氏が触れられている車載の特殊性の困難や今のシェアの低さはある。ただ、特殊性は採用などによって対応をしている(日本電産の車載モーター事業と同じような形)。
何より強いと思うのが、成長フェーズと資源の組み合わせ。今からまさに普及率が上がっていくというタイミングで、そうすると開発資源も量産資源も、それらの源泉となっていく資金資源も必要。どんなにこれまで知見があっても、部品・完成車メーカーの要求する規模で開発~量産までできなければ、ほかのサプライヤーに行く。だから伸びているタイミングは供給力があるところにシェアを奪われやすい。そして成長しているタイミングで案件を取れて行くと、そこで知見が貯まっていくから、より開発サイクルに食い込める。
採用やCMOSセンサー工場の増強などをソニーは今やっている。「パワープレー」は今のソニーの状況では完全な勝ち筋だと思っている。一番良いのはOmnivision買収だろうが…ON Semiのシェアが高いので、車載だけで限定できれば独禁法も行ける?ちなみにON Semiは時価総額約1兆円(売上約6500億円でイメージセンサは1000億円もいかないはず、パワー・アナログ半導体が強い)、Omnivisionは2015年に中国系ファンドが約2000億円で買収。
https://newspicks.com/news/949081スマホ用カメラのセンサーで実に世界の5割のシェアをとっているソニー。次に狙っている市場が車載です。ソニーは近年、ルネサスで車載半導体を率いていた大村氏をはじめ、車業界に精通した人材を採用しています。
後編では、前編のスライドで紹介した、車載の成功を占う上での3つの疑問(①車載で後発のソニーが市場シェアをとれるのか②車載は十分な市場があると言えるのか③車の「眼」は、センサーが正解なのか)を大村氏にぶつけました。技術的にキツイのは耐候性(耐久性)でしょうかね。
車はほぼ屋外で使うので常時野晒しみたいな状態で、更に国によっては常に高温高湿みたいなところもあるので、デジカメ、スマホとは桁違いに厳しい環境で絵を撮り続けないといけません。
その辺りの課題に対しても自動車業界から人を引き抜いて開発を加速しているみたいなので、解決できると思っていますが。
https://newspicks.com/news/4016761/
↑の記事だとオンセミも結構Sonyを意識してるような書き方なので、高感度性能なんかはやっぱり優れてるんでしょうね。
今Sonyのデジカメに載ってるようなセンサーが車に載せられるようになったら夜間はすごく心強いなあ...