総合商社へ半年勤務した所感
コメント
注目のコメント
過去の記事らしいけども…。
良いと思える事も、悪い(イマイチ)と思える事も表裏一体。
若手の裁量が小さく、意思決定も遅い企業への”懸念”は想像に難くない。しかし、派手でなくともジックリコツコツと実績を積み重ねてる企業も少なくない。
一方、若手の裁量が大きく、意思決定も早い会社がその後どうなっていくのだろう。「大成功!」「素晴らしい!」とモテはやされる企業もあれば、「不祥事」「大失敗」と騒がれるニュースを垂れ流す企業も少なくない。
今私がいる中国の会社は、何事も早いけど、何事も雑すぎて大変だ。毎日、検討不足の取組みが何も起きない事を祈りながら過ごしてる。
リスクを取らなければリターンも獲得できない。しかしリスクに慎重にならなければ、投資はギャンブルになる。
「てにをは」がグチャグチャな資料でも、内容が分かればさっさと意思決定すれば良いではないか。しかし意思決定者は「てにをは」がグチャグチャな資料を見て、どう意思決定すれば良いのだろう?書いてある情報や判断材料は正しいのか?そこから始まる。これで適切な意思決定ができるのだろうか。又、歴史を経て当時の意思決定を振り返る(参考にする)時、「てにをは」がグチャグチャな資料で正しく振り返られるのか、反省材料として活かすことができるのか、過去を糧とせず、その時その場の意思決定を繰り返すのか?(もちろん、それで良い良い場合もある)
企業は「人」が集まった組織。だから企業にとって「人の育成」が最も大事だ。だったら、その組織に属する「私」を大事にして欲しい。「私」に色々やらせて欲しい。しかし残念ながらその企業は「私」の為に存在はしていない。組織の中で与えられた(環境として存在した)その場その時の仕事をどう感じ、どう考え、どう経験するのか。活かすのも殺すのも自分次第。
大事なのは、どの会社でも、自分が何歳であろうとも、多かれ少なかれ常に感じていくであろう「葛藤」から、何を考え、何を学び、どう行動し、如何に「自分の軸・スタイル」を作り上げていくかだと思う。
それが大企業だろうともベンチャーであろうとも、同じ会社に居残っても転職しても、本質は同じだと思う。
By リーマン自分が新卒で入社した会社(監査法人)で最初の半年間に感じたことと似ています。
私の場合、その後多少仕事が面白くなりましたが、本質的な問題意識は拭えず、資格を取ったあとさっさと米系投資銀行に転職しました。転職後は忙しくも頭が冴え始めた気がします。プラントも同じ。
たとえば新人電気エンジニアが大規模プロジェクトにアサインされると、「どこそこのエリアの、さらに細分化されたエリアの、なんとかと言う電気機器のベンダーへの引き合い図書を作る」みたいな仕事を振られる。
これは、合わない人には合わない。全体感が全く見えないし、ホントに「歯車」として動くことなる。他方、コツコツやれるタイプには良い。経験を積めば少しずつ裁量が増えていくのが実感できるから。電気で言えば、細分化されたエリア担当になりお客さんとの打ち合わせに参加できるようになったりすると、途端に楽しくなる人もいる。
全体感で俺がコントロールしてるんだ!ってのを好む人は大きすぎる案件ではなくて、小さいプロジェクトで頑張った方がいい。よくも悪くもダメージが少ないので比較的若手にも裁量を持たせてくれる。かくいう自分も、3年目で小規模案件(ても50億以上はあったが)のコストと工程の管理担当者をなかば強制的にやらされたが、全体感がつかめてとてもいい経験になった。
あとね、てにをは、は大事。上の人の時給は若手より圧倒的に高いわけ。だからそういう人がくだらない「てにをは」で?と迷わないように、書類は整えるのが大事だと思います。これは、てにをは、だけでなく説明資料全般に言えること。古い考えかもですが。