「患者にも家族にも配慮がない」「誤解を招く」 厚労省の「人生会議」PRポスターに患者ら猛反発
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注目のコメント
「老・病・死」と「デザイン」について改めて考えさせられましたが、今年のグッドデザイン賞ファイナリストに輝いた福島県いわき市役所の取り組みが必ず参考になると思います。
富士フイルム、良品計画、富士通、ソニーなどのナショナルブランドと並んで、2019年度グッドデザイン賞のファイナリスト第5位に選出された【いわき市役所 地域包括ケア推進課「igoku」】
高齢者福祉を担う地方自治体の部署が「老・病・死」をデザインの力で丁寧にコンテンツ化し、フリーペーパー、Webメディアやリアルなフェスなどを通じて現役世代を含めた一般市民の関心を惹きつけています。中央官庁や地方自治体の皆さんに本当に参考になると思っています。
https://www.g-mark.org/award/describe/49729医療者や癌患者団体からかなりの批判が噴出しています。しかし、届けたかった無関心層は好意的でした。まさに医療従事者がたこつぼに陥ってる様子を示しているなと。今回に関しては医療従事者は自分たちの感覚が狭い世界であることを知った上で、このポスターをただ批判するのではなく、取り下げられたこのポスターの代わりにどういったポスターがいいか前向きに考えるべきではないでしょうか。ACP、人生会議の認知度は3%という結果も出ています。まずは全国民に議論を巻き起こすことから。そういう意味ではこのポスターは正解だったのではないでしょうか。
牧歌的なポスターには「意味がない」
刺激的なポスターには「けしからん」
・・確かに程度問題はあると思いますが、その一方でそんなに言うなら自分で責任持ってポスターの1つくらい作ってみたら如何でしょうか?
と言いたくなります。
目的遂行のため、ここに出てくるような批判をはじめとした葛藤など優に通り越したうえで勇気ある意思決定を下したであろう厚労省を僕は応援します。