NY株は3日続落、54ドル安 米中貿易協議に警戒感
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ダウ-0.19%、S&P-0.15%、NASDAQ-0.24%。
今日も全体の値動きは特筆すべきことがない印象…いつもながら上がれば米中協議楽観、下がれば警戒と言われるが、どんだけ気持ちが変わるのかと。ただ、後述のように業種リターンは結構差が出ている。10年債利回りは+0.03ptの1.77%、ドル円はほぼ変わらずの108.6円、日経平均先物は+40円ほど。
業種別にはプラスはエネルギー+1.63%、通信サービス+0.25%、ヘルスケア+0.22%の3業種。マイナスは不動産ｰ1.39％、生活必需品ｰ0.53%、消費財ｰ0.52%など。
個別では合併が報道された証券大手TD Ameritrade +16.92%及びCharles Schwab +7.33%。あとは原油価格が+2%以上となっていてエネルギー系でDevon +3.74%、Noble +3.54%、Halliburton +2.92%、Exxon +2.41%など。Tiffany +2.57%、Netflix +2.14%、Twitter +2.13%なども強い。マイナスでは合併報道で競争環境が厳しくなることを懸念してE* Trade -9.33%。あとは日本でも半導体製造装置が弱かったが、KLA -6.96%、AMAT -5.38%、Lam Research -3.73%。日本で先に下がっていて特に要因が見当たらず、米国で下がっている要因としては下記記事でUBSのアナリストのダウングレードが挙げられている（米国時間水曜遅く→日本が木曜先に開いて反応→米国も木曜という形？）。
https://on.mktw.net/2O6W8O3ダウ平均が3日連続落。
米中貿易摩擦が緩やかに解消に向かう兆しを見せていた中で、長引く香港のデモが影響を与えた結果か。
デモ事態の収束の目処が一切たたない現状を見るに、この悪影響は長引きそう。
