【新証言】iPSと山中教授を知り尽くす科学者、真相を語る

2019/11/27
2014年、世界で初めて患者の皮膚から作ったiPS細胞の移植を成功させたのは、一人の日本人女性だった。
高橋政代。iPSを使った臨床研究で、今も世界のトップを走る科学者である。
2007年に人工的な万能細胞「ヒトiPS細胞」が誕生する以前から、元々体の中に存在する体性幹細胞や、もう1つの万能細胞であるES細胞の研究など、四半世紀にわたり再生医療と細胞治療に携わってきた。
そんな第一人者の目には、iPS誕生の「熱狂」はどう映っていたのか。そして、日本の再生医療がガラパゴス化してゆくさまを、どんな気持ちで眺めていたのだろうか。
そして、彼女の山中教授評は。
初めて明かされる、貴重な証言をNewsPicksがお届けする。

STAP細胞ショックの波に飲まれて