【漫画連載】会社も人も必ず死ぬけれど俺は──『ハードシングス』
コメント
注目のコメント
5週に渡ってお送りしてきたハードシングス全5話、いよいよ最終回になります。
皆様いかがでしたでしょうか。
「なんでNP(ネットプロテクションズです。ややこしいですね。)がこの広告を?」
「ターゲットは?」「効果あるの?」「全然NP出てこないじゃん」などよくいただくので、この場をおかりして…
「起業した会社の90%以上が何年か後には消えてなくなる」と作中のセリフにもありますが、
世の中のほとんどの企業は作中で語られたようなハードシングスや、もっときつい出来事と遭遇し、潰れる会社がほとんどです。
良い企業がしっかりと評価され、互いに支援しあいながら、社会をより良くしていけたら…
弊社サービス「NP掛け払い」は、センシティブなお金周り「決済」を扱うからこそできるアプローチで、
そこに貢献したいと考えています。
今回の作品を通して、少しでもそのニュアンスが、「NP掛け払い」の想いが、伝わっていれば幸いです。
ちなみに、ほんとに最後まで「ネットプロテクションズ」も「NP掛け払い」も作中には出しませんでした。笑
間違い探し的にどこかに入っている、なんてことももちろんありません。
ここからは個人的な見解なのですが、「広告をつまらなくしているのは依頼している事業会社側なのでは?」
「広告が溢れかえっている昨今、意思を表明できないものや、実験をしていかないと見向きもされないのでは?」という思いがあり、
クオリティの高いものを追い求めた結果、「出さない」という結論にはすぐすぐいたりました。
(このへんはどっかで個人的に発信していこうと思います。)
長くなってしまいましたが、最後までぜひお楽しみください!!!
---
過去作はこちらから!
・第1話はこちら:https://newspicks.com/news/4377102/body/
・第2話はこちら:https://newspicks.com/news/4399650/body/
・第3話はこちら:https://newspicks.com/news/4399655/body/
・第4話はこちら:https://newspicks.com/news/4399659/body/え?倒産? ちょっと不思議な話です。
マンガの中でも「グッスリの事業は自分の理想を引き継いでくれる会社に売却した」とあるので、これって倒産なのかなー?と。そこが、違和感&疑問が残りました。
なぜなら。
スタートアップが、投資家などから外部資金を調達した場合、EXIT(出口戦略)は義務…少なくとも努力目標なんですが、出口にはいくつか種類がありまして、主に、IPO(新規上場)あるいはM&Aに大別されます。アメリカではEXITのパターンとしては、M&Aが9割、IPOが1割。日本の場合は、この逆で、IPOが9割、M&Aが1割でしたが、昨今、大企業のオープンイノベーションの取り組み加速や、メガベンチャーなどにより、M&Aの割合が増えました。今年上半期の割合では、M&Aのほうが多かったと、日経新聞は報じています。
▼スタートアップ、上場より大企業傘下 1~5月、M&Aが上回る
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO32033000Q8A620C1MM8000/
投資家・起業家にとってはM&AもEXITなので、一般的にはおめでたいことですね。それは水泡に帰す倒産=清算とは違います。もちろん売却金額にもよるのですが、直前ラウンドのバリュエーションよりも大きな金額であればリターンも出ます。また、より事業を成長させるためIPOよりM&Aを選ぶことも多いわけです。YouTubeはGoogleに、InstagramはFacebookにそれぞれM&Aされてます。日本でIPO割合が高いのは東証マザーズという比較的小規模でも上場できる市場があるから、とか、ベンチャー買収に積極的な企業が少ないから、と言われてきました。
ちなみに、「事業だけ」を買収するより、知見を持つ人も一緒に引き受けるパターンが多く「アクハイリング」という言葉もあり、「買収(Acquisition)」と「採用(hiring)」を組み合わせている通り「人材」を得るための買収というのもあります。中でもキー人材には、ロックアップ期間(やめてはならない期間)などが付くのも多いので、漫画にあるような「そして誰もいなくなった」的なシーンは意外と少ない。
4話まで「あるある…」と読みましたが最終話だけ実態とはちょっと違うかもしれません。いよいよ最終回、第5話です。
今回も共感するシーンだらけ。
経営者は本当に大変な仕事だと毎年実感し続けています。
会社もどんどん大きくなり、色々なことが成長していっても、
課題や影響範囲もより大きくなり続け、どこまでいっても
とてつもないストレスに苛まれ続ける。
年々スピードが上がっていくチキンレースという感じです。
どこかで楽になると思ってたけど、むしろより苦しくなって
いってるような。。
そんな無限の道のりを再認識しました。
当社は最後まで登場せず、広告効果は一切不明です。
ただ、内容としてはとても面白かったし、このプロジェクトに絡めて
良かったです。
最終話、是非ご覧頂ければ幸いです。