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輸出はもう少し強い数字を期待したのですが、期待外れでした。海外需要はまだ本格的に持ち直していないという印象です。

さらに、米国向け自動車輸出の急減も気になります。米国の自動車市場は決して悪くはないのですが、現地生産シフトなどが影響しているのかもしれません。これも、わが国生産にとってはマイナス材料です。
原数値で黒字とはいえ、より重要な季節調整値では347億円の赤字ですね。
輸出が前月比▲1.7%、輸入が同▲2.2%となってます。
ただ、独自で輸出数量の季節調整値を計算すると、3か月ぶりのプラスに転じてるっぽいです。
アジア向けの反転の要因が大きいので、情報関連財の在庫調整終了の効果が出始めているかもしれません。
ただ一方で、ISMやPMIの結果通り、欧米向けの輸出数量指数は減少が止まってませんから、こちらが心配です。
資源を輸入に頼る日本は、輸入と輸出の間で生まれる価値で成長せざるを得ない宿命を昔も今も負っています。「原油価格の下落による輸入の減少幅が大きかった」というのはエネルギーコストの低下に繋がる朗報ですが、輸出も輸入も減る中で輸入の落ちが大きかったので黒字化、という現象は必ずしも喜ばしいことではありません (・。・;
所得収支の黒字が経常収支の黒字の多くを支える我が国で、貿易収支のこの程度の赤字・黒字は誤差の範囲内。貿易収支は黒字であれば良いというものでもありません。景気の低迷が輸入の減少に繋がっているんじゃないことを念じつつ、今後の動きに注目です (@_@。
うーん、共同はこれの前に下記の速報ニュースを流していますね。速報性が役割だと承知していますが、このタイトルだと黒字がなんやらポジティブ感のある印象を与えます。下記の記事の斎藤さんのコメントのように、まずは元データにあたり、自らマクロ経済的な視点で考えることの重要性を再認識させられます。
https://newspicks.com/news/4398447

修正された本記事においては、タイトルに「原油下落で輸入減少」という文言が追加され、想像力を働かせる、あるいはマクロ統計的な視点で読めば、統計が示す数字の意味は理解できますが、ぱっと読んだだけでは理解は難しいでしょう。

他方で、ブルームバーグは、各社エコノミストの見解を合わせて報じています。タイトルも「10月貿易収支は4カ月ぶり黒字、予想下回る-輸出は11カ月連続減」と共同通信よりも、統計の意味するところを反映しようとした付けた方になっています。市場コンセンサスを下回っている点と、輸出が弱いままという重要な点がタイトルに反映されています。ぱっと黒字、というところだけみてしまうと、いいことのように思えてしまうリスクがあります。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-11-19/Q17A35DWRGG201

速報性を重視しつつも、客観的に理解できる報道がブルームバーグでした。一刻を争うような速報性が必要な人は、そうそういないと思いますので(必要な人はそれこそ各通信社のピコピコ通知をみているし、数字を見た上ですぐに分析を自分でできる、あるいは分析を発注できる人)、一定の早さがありながらも、適度なアナリシスや客観的なデータや図表がついている報道の方が価値が高いと感じました。
輸出は9%以上のマイナスなので、黒字云々よりそっちをタイトルにぜひお願いしたい。あとは、石油価格低下といえば、物価への影響と、ロシア減産消極的報道で原油株の下落も目立つ。
いよいよ12月のOPECの判断に注目が集まりますね。

サウジはドローン攻撃を受ける前の水準まで供給量を戻しているとは言え、価格を支えるためのさらなる減産合意には大きなハードルがありそうです。

この件に関し、一つ論考を書きたい所。
今年の8月以降、対米輸出が急速に悪化している点は気になる。今回は▲11.4%だ。日本の輸出統計は、各国経済のバロメーターとも言われるが、米国経済に米中問題だけでは説明がつかない異変が起こっている可能性は、警戒して見ていく必要があるなー
10月の貿易統計は、4ヶ月ぶりの黒字でしたが、輸出、輸入ともに減少しています。