スポーツ選手はなぜプレッシャーに負けず、逆境を楽しめるのか
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アスリートと接する生活を送っています。
スポーツの世界、特に超一流と呼ばれるアスリートは色々な経験を積んています。誰もが経験した事のない負け方をする事で多くを学ばせられる。その厳しい世界で勝つ事で喜び、負ける事で悔しむ。目標が明確だからこそ、逆境に立ち向かえられる。「プレッシャーに負けず」って言葉自体が、あんまり好きじゃありません。。。
この言葉自体が、そもそも「プレッシャー」という言葉の定義づけをしてしまっているからです。
プレッシャーはあった方がいい。
なぜか。
「ちゃんと緊張できないこと」の方が危険だからです。自分のこれまで培った大切な能力を発揮できません。
だから、「プレッシャーさん」は、勝ち負けする相手ではなく、「お話相手」です。
今日は、こういうプレッシャーを感じているな。
さて、不必要なものは、これで、、、必要なプレッシャーはこれだな。
この仕分けの仕方(思考と感情の整理)には、その選手自身の特性だけでなく、競技特性も関わってきます。
プレッシャーとの付き合い方には、様々な先行研究があり、理論があるので、それらを枠組みとして、その選手自身にあったオリジナルな逆境対処能力を醸成していくこと。大事です。
自分は、そういったスポーツ心理学の理論は、選手時代には知らなかったのですが。。。
選手時代は、とにかく「ひとりごと」によって、常に自分の感情と思考の言語化をしていました。そのことが結果的に、メンタルトレーニングの基礎であったことは、のちに知りました。