電気自動車の進化に必須といわれる「全固体電池」は実用化できない?
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注目のコメント
2015年に、うちの学科の教員採用委員長をさせていただいた時、全個体電池 (個体電解質) が専門の方を他大学から准教授としてヘッドハントさせて頂きましたよ TRL3-5ぐらいを得意とする(そこではMIT/Stfdに勝ると思います)ミシガン大学が、その時点で若手の助教授では無く、実績のある中堅専門研究者に投資すべき技術であると判断し、(採用枠と採用資金を握る)工学部を説得しました ワタシは電池技術の専門ではありませんが、今でもその判断は正しかったと思っています
その後いくつかのベンチャーやトヨタが資金調達や株価のために"量産時期" (>= TRL9) を宣伝し始めてから、一般向けメディアに色々なノイズが入り始めましたが、2015の時点で数年でTRL3-5に至る可能性が高く、もしそうなれば社会へのインパクトが非常に高い、そういう技術だということです
ご参考
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Technology_readiness_level固体電解質のメリットは作動電位の高さなので、EVの充電速度の問題解決の可能性がある所が重要かなと思います。また、セルのエネルギー密度は殆ど変わらなくてもパック単位にすると小さくできる(冷却系を小型化できるなどもある)ので、実用上はメリットあります。
確かにトヨタ以外は便乗が多く、本当に同じように全固体と呼んでよいのか疑問ですが、同様のことはAIや量子コンピュータなどでも起きてますよね。
全体的にいかにも研究者っぽい難癖だなと思いました。