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施工図に15年以上携わった経験からすると、記事冒頭に書かれている通り、施工図の質も下がっています。
この記事では、設計図面の質の低さをその原因としていますが、本当にそれだけでしょうか。

最大の理由は、施工図単価の下落ではないのでしょうか。
以前の20年前の作図単価であれば、設計図の齟齬を施工図で解消するための努力ができました。
ですがこの間、施工図作成費を下げるために、海外へのアウトソーシング等が活況となりました。
ただ海外で作成された施工図は、精度も低く設計図のミスなんて無視(わからないといってもいい)。
当然、管理者の負担が増えるが、管理者は多忙な上実はここの質も落ちており、見切れない。
なので、国内の施工図作成単価を落とし、今までの質をお願いしようとするが、当然無理。
施工図作図の精度を下げ、枚数を稼ぐようになります。
僕も、設計事務所設立当事は、収入のために請負い、そのうちに納める楽しさも覚えて楽しくなってきたのですが、残念ながら十分な報酬をいただけなくなり、現在は本当に信頼している方からの依頼以外は断り、設計に専念しています。

施工図単価を下げた分、そのチェックや質の管理は当然管理者が行うべきだと思うのですが、この記事では設計図の質を上げることで対処しろ、といっているように聞こえます。

ちなみに、設計事務所の給料については、タイミングよく記事が出ています。
https://newspicks.com/news/4400983

この問題を解決するために、正にITが必要になると思うのです。
よく話題に上がるBIMですが、設計でもまだ大手等一部の導入だし、本当に活用されるには現場の末端までBIMが使えないと効果は薄いかもしれません。
逆にBIMが使えるだけで、引く手あまたかもしれません。

追記
施工の神様のコメント欄、こんなんでしたっけ…

松岡さん
Like連打ありがとうございます。
久しぶりに長編コメントしてしまいました。
Design&Buildのプロジェクトやると、書かないと全部自分に返ってくるので身に沁みますよね。
施工側は、"図面通りに作れる"または"施工図が必要"かで明確に報酬を切り分けることが大事だと感じます。日本の場合はだいたい後者ですが、設計側のプロフィットをあげる目的で、前者に振り切るのもありかと。

あとBIMが共通言語になって、設計図というものが建築技術者以外にも利用価値あるものになると、クラウド共有はますます肝になりますね。Integration(統合)は重要なキーワード。