「缶コーヒーは、CMがおもしろいと売れるのか?」統計学で解き明かしてみた
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学者さんの話にマジレスで恐縮ですが、CMの好感度と売上は関係ありません。単純に販売面積(店舗においては棚面積)と連動しているだけです。特に、缶コーヒーや飲料は自販機の影響が大きい。
2017年時点の各メーカー自販機台数は以下の通り。
日本コカ・コーラで98万台、サントリー59万台、アサヒグループ29万台、ダイドードリンコ28万台(TPCマーケティングリサーチ調べ)
CMや好感度が売上に直結するのは、EC市場商品の方です。疑似相関などについてはすでに他の方が指摘されているので、別の視点で。
歯ブラシや洗剤を含めて、「これ、そんなにCMを打って大丈夫?商品の利益食いつぶしてない?」と思えるような単価のCMは意外と多いです。これは、何性というか忘れましたが、人は性能が変わらないものがたくさんあっても一旦これと決めたらそれを使い続けるという性質があるので、自社の製品に一度でも触れてほしいという思惑があるかららしいです。正の相関はあるから、CMやっているのかと思いますが、ほかにより強い相関のある変数は沢山あるので、擬似相関には注意ですね。
ワインを飲んでいる人は長生きだという相関性があるような話がありますが、実はワインを飲んでいる人はお金持ちが多く医療や食事にかけられる額が大きいので、長生きだ。というのがただしいという様な話を聞いたことがあります。
一見相関性があるように見えて、実は無関係な事もあるという事も知っておくのと面白いです。
そう見ると世の中、擬似相関だらけ。